サイボウズは本当はいい会社じゃない

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サイボウズは本当はいい会社じゃない

引用http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150715-82278750-fukkou-ind
企業の人事・組織戦略・人材関連サービスのための専門イベント「ヒューマンキャピタル2015」(東京・有楽町)の初日、7月15日の午後一番で始まった基調講演では、「女性活用ではなく"個性"活用-多様な人材を戦略化するサイボウズの人事戦略-」というテーマで、グループウエアで有名なサイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏と、日経DUALの羽生祥子編集長による特別対談が行われた。   

「サイボウズの働きかたについて取材をすると、働きやすい良い会社ですって言う社員が多いんですが、本当にいい会社なんでしょうか?」という、羽生編集長の問いかけから始まった特別対談。返す刀で青野氏は「それは否定したい。いい会社なんていう評価を聞くとゾッとしますね」と、"良い会社"であることを否定した。  

「なぜかというと、サイボウズはみんなが楽しく働ける会社にすることを第一にしていないから。サイボウズが目指しているビジョンは"グループウエアで世界No.1になる"こと。行く先には、マイクロソフトもあるし、グーグルだってある。並大抵の努力じゃ追い抜けない。そのためには、いろんな工夫をしなければならないという危機感から、経営上の戦略に則っていろんな制度を作っただけなんです」と青野氏は話す。

副業解禁、出戻り歓迎で離職率を下げる  

約10年前、サイボウズの離職率は28%程度だった。4人に1人は1年以内に退職していたという。「それじゃ効率悪いよね、ということに気がついて、離職率を下げる努力をし始めました」(青野氏)。しかし、最初は辞める人に注目して、給与交渉をしたり、待遇を考えたりと色々な対策を打ったが、あまり効果がなかったという。そこで、目を向けたのが、残っている人たちだ。会社に留まってくれている社員が盛り上がるような策を打った。  

「その一つが副業を解禁したこと」(青野氏)。「ブログによるアフィリエイトを認めるなら、すべての副業を認めて、問題が起きたらその時に改めて考えよう」と考えた青野氏は、就業時間外の副業は解禁し、本人が望む業務形態へ一歩近づけた。  「一度退社した社員の出戻り歓迎」も対策の一つ。「社外研修に出していると考えればいい。色々な経験を積んで、戻ってきてくれる。しかも、結果的にサイボウズがいいと思って、覚悟を持って帰ってきてくれる」(青野氏)。